フルハーネスってご存知ですか?
2019年04月22日

建設現場では常に安全対策が進化しています。

 しかしながら、全国各地の建設現場で労働災害(労災)が発災しており、その原因の30%以上が毎年「墜落・転落」によるものとなっています。

※厚労省のデータより

 そこで、近年は胴ベルト型安全帯からフルハーネス型安全帯へ切り替えが義務化されました。段階的ではありますが、2022年には高所で作業をする人、指示する人の両方ともフルハーネス型の安全帯を使用しなくてはいけません。

※厚労省のサイトより

 安全第一で作業をする千田工業も、この流れに乗り遅れるわけにはいきません!

 そこで、工事部の皆さん(現場作業を主とする方)に、花北モータースクール(岩手技能講習センター)の「フルハーネス型墜落抑止用器具作業特別教育」を受けて頂きました。

まずは座学で今回のフルハーネス型安全帯の義務化に至った経緯と、その仕組みです。皆さん、自分の命に関わることですので真剣に聞いています。

 

その後は着用の講習。講師の先生に指導してもらいながら正しい着用方法を学びました。

とてもよく似合ってますよ!

 最後は実践ということで、実際に落ちた時を想定してぶら下がりを経験しました。

ビッグな彼も、3、2、1!バンジー!

ブラーン、ブラーン!(あれ?ちょっと足が着いちゃってますね)

 ではもうひとり、重量級の方どうぞ!

入念に準備をして、3、2、1、バンジー!

ぶらーん、ぶらーん! 大成功!

 その後、みんなでその効果を体験しました。

 

このように、胴ベルトでは墜落した時に体が「くの字」になり衝撃が集中して危険ですが、フルハーネスでは体が上に持っていかれるように支えられるので負荷が全体的に分散、軽減され安全です。


次回は現場代理人など作業を指示する皆さんにも受講して頂き、現場で作業をする皆さんが安全に働ける環境を会社として整えていく予定です。これからも安全第一で頑張ってください!

このように安全第一で取り組む当社で働きたいとお考えの方は、採用専門サイトを一度ごらんください。


取材協力  花北モータースクールと講師の皆さま

     千田工業株式会社 工事部の皆さん

              安全衛生管理室の皆さん