記憶と歴史を次世代へ伝える家
2018年10月20日

住宅のリフォームは10年、20年経った家にだけ行うことではありません。

今回、弊社で行ったリフォームはなんと、築100年を過ぎた古民家です。

築100年以上ともなりますと、それまでに何度も増改築が加えられています。工事をした当時は良かったものの、高齢化した家主にとっては年々住みにくく不便な家となっていきました。

家主は建て替えも検討されたそうですが、先祖代々の土地に住みたい、そして家を明るく、暖かく、段差の少なくしたいという希望がありました。そんな時に、弊社の過去の古民家改修事例をお知りになり、それが元で弊社に相談されたことが今回のご縁の始まりでした。

今回の古民家再生(リフォーム)のポイントは・・・

①基礎を補強して耐震と防湿を兼ねて、床下全面を土間コンクリートスラブに

②自然の明かりを取りいれ、明るく開放的な空間に

③古民家ならではの骨太で古い梁や柱を古色仕上げとし、白壁のアクセントに

普段は遠くに離れて暮らす家族や親せきが里帰りでこの家につどい、尽きない思い出話に花が咲き、またここへ帰って来よう、また暮らそうと思い、そんな思いが次世代へ受け継がれることを願っております。

千田工業株式会社 住宅事業部 及川 幸博(設計担当)

建築部   藤原 聡 (施工担当)(社員ページのリンク挿入)

この他、弊社の住宅の施工事例はこちらからご覧になれます。新築、部分改修、リフォームなど住宅で何かお困りごと、相談ごとがございましたら一度お問合せ頂ければ嬉しいです。

オンリーワンのパートナーになれることを心待ちにしています。