Q3:「高断熱・高気密」の目安はありますか?

 

A3:次世代省エネルギー基準が一つの目安です。


 断熱材の厚さやすき間の程度、暖房や換気設備など性能を有効に機能させる設計、適切な施工によって得られる温熱環境は、住宅の基本的な性能といえます。

 それを実現したのが、いわゆる高断熱・高気密住宅ですが、その日安となるのが「次世代省エネルギー基準」です。同基準では、暖房については開放型燃焼機器を原則的に禁止し、計画換気の導入、日射遮へいの基準を初めて採用するなどしており、文字通り、次世代にふさわしい断熱・気密性の目安も詳細に定められているのが特色といえます。

 岩手県の市町村は「I地域」から「III地域」まで分類されますが、理想的には「I地域」の基準をクリアしておけば、おのずと省エネ性能のレベルも限りなく高くなります。

次世代省エネルギー基準による住宅仕様

地域の
区分

隙間相
当面積

熱損失
係数

暖房手法

換気手法

 I地域

 2.0以下

1.6

セントラル

 セントラル(主に自然給気機械排気型)

 II地域

 2.0以下

1.9

セントラル

 セントラル(主に自然給気機械排気型)

 III地域

 5.0以下

2.4

セントラル

 自然換気

 IV地域

 5.0以下

2.7

セントラル

 自然換気

注/熱損失係数(W/m2K):建物の内部と外気との温度差が1℃のときに、内部から外部へ1時間あたり1m2の面積から逃げる熱量の割合。
隙間相当面積の単位はcm
2/m2

【引用資料】オール電化住宅Q&Aブック<東北電力(株)岩手支店>