Q2:住宅の性能を高めると、どんなメリットがあるのでしょうか?
A2:健康的な室内環境、高耐久性、経済性…などメリットがいっぱいです。
不快で不健康な結露を解消し、夏に涼しく、冬暖かい、そして、できるだけエネルギーを消費しない性能は、いわば自動車のエンジンと同じ、住宅の基本です。欧米の住宅が四季を通じて快適で、平均的な耐用年数も100年以上というのに対して、戦後の日本の住宅は、夏暑く、冬寒く、カビが多くて、平均耐用年数が20年という、いわば基本エンジン部分の性能が、無視されたままのかたちで今日に至ってきました。
建物を高断熱・高気密化すると、熱の流れや水蒸気の流れを科学的に裏付け、制御することができるようになります。その結果、従来一部屋を暖房していた程度の経済的なコストで、30坪〜40坪の全館暖房が可能となり、ヒートショックによる脳卒中や心臓発作の予防効果を高め、屋内の温度差を解消することで結露も解消。カビがなくなることで、アレルギーの予防効果も高まり、壁内結露による構造体の腐朽を防止…など、さまざまな効果が高まります。
さらにオール電化住宅では、輻射熱によるやわらかな暖房、水蒸気や汚染物質を出さない健康的な暖房や給湯やキッチンが実現でき、その経済性も他熱源と比較して、ひけをとることはありません。環境への負荷が少なく、高齢化時代の住まいとしても、今後はさらに、高断熱・高気密+オール電化への期待が高まっていくでしょう。