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輝く住宅環境設備賞

岩手日報 2008年6月5日 木曜日




輝く住宅環境設備賞

地中熱でエコ冷暖房
 花巻市北湯口の住宅設備関連機器製造販売のサンポット(坂内孝三社長)は本年度、社団法人空調調和・衛星工学会(本部・東京)の振興賞住宅環境設備賞を受賞した。同社開発の地中熱を活用した冷暖房設備「地中熱ヒートポンプシステム」が優れたエネルギー消費負荷の低減効果で高い評価を受けた。


CO2低減や効率性評価
 同設備賞は2003年に新設され、住宅設備の計画・設計・施工・機器に関する業績に贈られる。今回のシステムは2004年に発売を開始した。
 地中熱は1年を通じて温度が安定した自然エネルギー。本県は12〜13度。同システムは深さ100bほどに掘削した穴(ボアホール)に通したチューブ内の不凍液で地中熱を取り込み、ヒートポンプの圧縮機で高温・高圧状態にして床暖房に使用する。冷房は暖房と反対に、室内の熱を地中に戻す。
 同システムは北海道大などとの共同開発。道内のオール電化モデル住宅(延べ面積200平方b)で測った数値では、同システムの暖房のエネルギー消費率(COP)は4.91で、使用電力1KW当たり4.91KWの出力を実現。CO2排出量は通常のオール電化住宅の暖房費に比べ、1/5〜1/7の程度に低減できたという。
 同システムはヒートポンプ、放熱器(冷暖房)、ボアホールの一式で350万〜400万円。通常の冷暖房より100万〜150万円割高だが、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助金制度の対象。近年は年間100台強が販売され、県内でも同十台程度が設置されているという。サンポットの新賀幸八研究開発部長は「ヒートポンプシステムは高性能のオール電化住宅に最適。今後はロードヒーティングや給湯システムへの地中熱の活用を考えている」と次を見据えている。

岩手日報 2008年6月5日 木曜日に掲載


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 2008年3月20日のニュース(エコ・コンテストいわて大賞受賞)  
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